健康へのリスク因子

健康を脅かす要素は、様々です。
健康に影響を及ぼす危険因子は、単一の場合もありますし、いくつかの因子が重なる場合もあります。
嗜好・ライフスタイルにおけるリスク因子
自分でコントロール・改善ができる因子です。
- 喫煙
- 過度のアルコール摂取
- バランスの悪い食事
- 運動不足
- 過度の日焼け
- 不適切な予防接種
- コンドーム非着用の性交渉
生物医学的なリスク因子
遺伝、ライフスタイルなどによる因子です。
- 肥満
- 高血圧
- 高血中コレステロール
- 糖尿病予備軍
環境におけるリスク因子
環境における因子は、大きく2つのカテゴリーに分けられます。
- 社会的、文化的、政治的、経済的因子
- 物理的、化学的、生物学的 因子
遺伝的なリスク因子
例えば、嚢胞性繊維症や筋ジストロフィーなどの疾患は、遺伝によるものです。その他の疾患は、遺伝的要因と環境要因が組み合わさって引き起こされます。以下は、遺伝による疾患を大きくグループ分けしたものです。
- 単一遺伝子疾患(血友病)
- 染色体異常(ダウン症)
- 多因子性疾患 - 環境要因と遺伝的要因とが合わさって発症する疾患(喘息)
年齢や性別によるリスク因子
年齢や世代、性別における因子は、以下を含みます。
- 脳梗塞による致死率は、年齢によって高くなります。脳梗塞による死亡例の81%は、年齢が75歳以上となっています。75歳未満の乳がん発症率は、女性は11人に1人、男性では1426人に1人となっています。