閉経周辺期・更年期健診

閉経周辺期・更年期障害
閉経周辺期(閉経の前後数年)・更年期(閉経後)にみられる様々な疾患の背景には、エストロゲン(女性ホルモン)の減少が大きく関わっています。閉経後は、女性ホルモンが作用していた臓器の機能低下がおこることにより、骨粗しょう症、痴呆症(アルツハイマー型)、心疾患などの障害が出てきます。閉経後のホルモン補充療法は、このような更年期症状の発症率を低く抑えることが知られています。
ホルモン補充療法で以下の改善が可能となります:
- 食欲不振(嗜好の変化)の緩和
- 体重減少の緩和
- ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり・発汗)の緩和
- 睡眠障害の緩和
- 性欲の向上
- エストロゲンに起因するがんのリスク低下
- 健康で快適な生活の保持
1. 病歴と医師との問診・聴打診
- 現在の主訴
- 過去の病歴、家族歴、薬歴
- 予防ワクチン接種状況の確認
- 全身体機能の確認
2. 検査
- 問診、医師による診察
- 一般血液検査(コレステロール、腎機能、肝機能、骨の状態、甲状腺)
- ホルモン・バランス検査
- 子宮頸ガン検査
- マンモグラフィー検査
- ECG心電図
- 骨密度検査
- 骨盤の超音波検査
- 腹部超音波検査
3. 結果リポート
- 家族歴を含めた診断詳細
- 検査結果の説明
- 医師からのアドバイス
- ファミリープラクティス医師との再診、専門医へのご紹介