婦人科健診・子宮頸癌検診

婦人科健診&子宮頸癌検診
婦人科系の病気は、初期症状に気づきにくいため、症状のない時から定期的に婦人科検診を受けましょう。初期段階での発見がより効果的な治療につながります。さまざまな婦人科系のがんの中でも、子宮頚癌は早期発見・早期治療により完治が可能です。
なぜ子宮頚癌検査が必要なのでしょう?
子宮頸癌検査は、がんになる前の状態(前癌病変)を発見することができ、癌になる前に治療が可能な病気です。検診自体も、とても簡単な検査です。
子宮頚癌とはどんな病気ですか?
子宮の入り口である子宮頸部の粘膜上皮(表面の細胞)にできる癌です。
乳癌のように、子宮頸癌は初期にはほとんど症状がないため、自分で気づくということが少ない病気です。
子宮頸癌は長い期間で徐々に進行していくものなので異形成の段階(癌になる前)での発見が重要になります。定期検診を受けることで異形成の段階で病変を発見でき、子宮頸癌を防ぐことができます。
どんな症状が現れますか?
下記のような症状がある場合は、すぐに受診をしましょう。
– 性交後の出血
– 月経以外の出血(不正出血)
– おりものの増加と悪臭
どんな人がかかりますか?
25歳から69歳までのすべての女性が対象で、かつ下記項目に該当する方です。
– 性交経験がある
– 複数の相手との性交渉がある
– 性感染症罹患者(尖圭コンジローマ、性器ヘルペス、ヒトパピローマウイルス感染)
– 喫煙者
1. 病歴と医師との問診・聴打診
- 現在の主訴
- 過去の病歴、家族歴、薬歴
- 予防ワクチン接種状況の確認
- 全身体機能の確認
2. 検査
- 医師による診察、婦人科内診
- 子宮頸癌検査
- 膣分泌物スワブ検査
- 骨盤の超音波検査
3. 結果リポート
- 家族歴を含めた診断詳細
- 検査結果の説明
- 医師からのアドバイス
- ファミリーメディカルプラクティスの医師との再診、専門医へのご紹介